現在、九州の住民の間で話題になっているのが、台湾の地震予測研究所が発信した地震の予測だ。熊本地震の次は、熊本地震を中心としたマグニチュード(M)8の大地震が起きるというもの。この情報は、地震予測研究所のブログにて発表され、インターネット上で拡散、現在大騒ぎとなっている。
未来人の予言やゲーリーボーネルの予言を本誌ATLASでは紹介してきたが、これらに比べて台湾の地震予測研究所の予測は統計データに基づいているから、不気味だ。
地震予測研究所は、4月22日までに北九州地震は起こると予測していたが、幸いにもその期日は過ぎた。だが、まだまだ予断を許さない状況が続いている。今後、再び震源が移動することもありうる。
そもそも、人々を不安にさせているのは、台湾の地震予測研究所の予報が過去かなり的中していることや、熊本地震を的中させた実績からである。
また、もしも北九州地震が起こった場合、近隣に位置する玄海原子力発電所が深刻なダメージを負う可能性がある。予測がはずれることを祈りつつも、引き続き警戒し続けるべきである。
和田大輔