2000年から2006年までTBSラジオで毎週金曜深夜に放送されていた『極楽とんぼの吠え魂』が2月19日(日)に一夜限りの復活をすることがわかった。
『極楽とんぼの吠え魂』は放送当時、20代~30代の若者を中心に人気を博したラジオ番組である。
番組は6年にわたって放送されたが2006年7月に山本圭壱(当時:山本圭一)が吉本興業を解雇され打ち切りになっていた。
半年の休止期間後、加藤浩次がひとりで『加藤浩次の吠え魂』として続投したが2010年に惜しまれながら終了した。
さて、今回はその『極楽とんぼの吠え魂』としてはおよそ10年半振りの放送となる。
かつて放送を熱心に聞いていたリスナーからは「待っていた!」「楽しみ!」と期待されているが、一部では「以前のような放送にはならないのではないか?」と心配する声も強いという。
『極楽とんぼの吠え魂』は極楽とんぼのコントそのままに「無理難題を降る加藤」「イジられ役の山本」というネタに近いトークが毎週繰り広げられていた。
なかには加藤が「おい!謝罪しろよ」「罰ゲームとしてリスナーにプレゼントだ!」「年賀状をリスナー全員に送れ!」などの無理難題が毎週のように繰り広げられ、加藤の理不尽な要求を怒りながら反発する山本・・・という一連の状況は番組の名物でもあった。
今回、山本の不祥事で番組が打ち切りになってしまった事から山本本人の謝罪はもちろんあると思われるが、果たしてそのことをギャグにできるかどうかはわからない。
また、山本はこの番組では「ロリコン」「未成年好き」を当たり前のように公言しており、2006年前後に番組で発した「平成生まれが解禁だ!!」は吠え魂屈指の名言として有名である。
山本が、加藤がどこまで以前のような掛け合いを再現してくれるかどうかは当日の二人のテンション次第と思われるが、ファンは10年前の『吠え魂』を心待ちにしているという。
関連サイト
極楽とんぼの吠え魂 ~一夜限りの復活~
(ミッチェル横山 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
※画像©PIXABAY