昨日アトラスにて、国際宇宙ステーションから撮影された奇妙な画像について報告した。
デンマーク人の宇宙飛行士が確認し、撮影したもので、漆黒の宇宙空間に青白く光る星雲のような物体が浮かんでいるというもので、何らかの天体現象の可能性があると言われていた。
非常に神秘的な写真でもあったので、UFOではないか、大気圏外に棲息するというプラズマ生命体スペース・クリッターではないかとする意見など、様々な説が出てきていた。
だが、この度アトラスの読者『通りすがり』さんのご指摘によると、問題の写真に関して調査が行われ、既に結果が判明していたものだという報告があった。
それによれば、この写真は2015年9月8日に撮影されたものだったようだ。東インド上空に発生した嵐を捉えたものであり、夜側で真っ暗闇の中に雷雲が発生し、そこだけ明るくなってしまったために浮き上がって見えたのと、距離感が掴めず近くに浮かんだように見えたという事なのだろう。
このように、不思議な写真として報告されたものであっても、正体が判明したものがあった場合、読者の方が見つけた場合はアトラス編集部まで意見を送って頂けるとありがたい。
単に不思議なものというだけで終わらせるのではなく、その正体が判明した場合はちゃんと報告し伝えていくのがオカルトに対する真摯な態度であると言えるだろうからだ。
(監修:山口敏太郎 / 飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)