筆者は四十年近くプロレス鑑賞を趣味をしている。少年時代はアントニオ猪木に心酔し、大学時代は前田日明率いるUWFに熱狂した世代だ。
先日、アントニオ猪木議員が国会において、TPPに関する質問の枕として、ライオンを飼っていた当時のエピソードを披露した。
ライオンを飼いたいと発言したら、ファンが本当に子供のライオンを送ってきた。シャワーを浴びさせようとすると、唸るので鉄拳制裁をしておなしくさせたという話や、ベッドを占領されおしっこをされた話など。猪木得意のユーモアに国会も笑いに包まれた。
この話、あまりにもぶっとんだ話のためネットでは、猪木のネタではないのかと、指摘されているが、この猪木が自宅でライオンを飼っていた様子を目撃している有名人がいる。
それが俳優の三浦友和だ。
三浦友和の息子が音楽の道に進んでいるが、実は忌野清志郎と学生時代から友人であり、音楽にも造詣が深い。
そんな三浦友和がニッポン放送でやっていたのが『サンデーミュージック』という音楽番組であり、筆者も高校時代から大学時代にかけてヘビーリスナーであった。この番組にアントニオ猪木がゲスト出演した時、三浦友和の口から猪木邸を訪問して、猪木がペットとして飼っているライオンと会ったと話をしたのだ。
確か筆者の記憶によると三浦友和は「プロレスでトップに立つ人はペットからして違う」と発言していた。
つまり、ライオンをペットにしていたというアントニオ猪木の話はガチなのだ。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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