2016年にネットを騒がせた人物として「2062年から来た未来人」を覚えている人も多いだろう。
この人物は何度かネットの掲示板「2ちゃんねる」に登場し、2011年に起きた東日本大震災やその後の天災なども的中させたこと、また語る未来の内容が非常に真に迫っていた事もあり、「本当に未来人なのでは?」として注目を集めた。また、度々「○月○日に来る」等と予告し、その通りに現れては予言を残して去っていくため、毎回予告した日が近づくたびに動向が注目されていた。
だが、未来人を名乗っていた人物の一人がなりすましであったことを告白。2062年の未来人の降臨を期待していたのだが、なかなか現れないので自分が未来人だとなりすまして登場したと証言したのだ。その証拠としてなりすましを防げる「トリップ」が従来の未来人のものとは違う事を示したのだが、それはつまりなりすました人物とは別に「2062年の未来人」が実在していた事の証明でもある。なりすましではない未来人が予言を的中させていることもまた事実であるため、未だに本物の「2062年の未来人」を信じている人は多いのだ。
そんな「2062年の未来人」は、今年2017年以降に関しても予言を多く残している。今注目を集めているのが、以下の発言だ。
「次は2017年2月1日に行く予定だ。先輩方ともコミュニケーションしたい」
これまで未来人は予告通りに現れていた上に、指定した日の前日に大きな地震が発生しているという共通点がある。ここから、未来人が来ると予告している2017年1月31日に地震が起きるのではないか、とする噂が出ているのだ。
もっとも、なりすました人物が登場してしまった事から、もう「2062年の未来人」は登場しないのではないか、とする声も挙がっている。一人でも真似た人物が出てしまえば信憑性は薄れてしまうため、愉快犯であったにせよ、本物では尚更、掲示板への書き込みは出来ないのではないかというのだ。
果たして2月1日に未来人は再び姿を現すのか。そして、1月31日に地震は起きるのか。真実を目撃するのはあなたかもしれない。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)