防犯など様々な理由で設置され、24時間稼働している監視カメラには、時折奇妙なものが写り込む事がある。
それが墓場の近くや病院など、心霊スポットや幽霊が出ると噂のある所であればなおさらだ。
こちらの動画はロシア西部に存在するボルクタ市役所の監視カメラが捉えていたもの。公共施設なので防犯カメラが常に作動しており、また警備スタッフも常駐している場所である。なお、監視カメラは夜間は暗視モードになり、またモーションセンサーなども稼働しているという。
既に職員は誰もおらず、出入り口も施錠されて一般市民も立ち入ることができないはずなのだが、オフィスフロアの廊下に奇妙な物が映り込んだのだ。白く半透明の丸い物体、心霊写真などに映ることもある「オーブ」だ。この物体はオフィスのドアから姿を現し、明滅を繰り返しながらふらふらと飛んで画面外に消えていってしまう。この物体が撮影されたのは一度だけではなく、夜間と明け方に複数回カメラに記録されていたという。
動画に捉えられたこの物体を見て、警備スタッフや職員はこの地で亡くなった人の幽霊ではないか、と噂しているという。それもそのはず、現在市役所のある場所にはかつてスターリン時代に多くの人々が収容され、数千人が命を落とした強制収容所が建っていたからだ。
ソ連が解体されて久しいが、当時他ならぬ同朋の手によって収容所に送られ、命を落とす事になった人々の恨みはまだ消えていないと言う事なのだろうか。
(加藤文則 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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