業界のウワサ

ノンスタ井上を当て逃げ犯に仕立て上げたのはマスコミ?井上冤罪説の可能性

人気芸人から当て逃げ犯人へと転落してしまい、今や日本中からバッシングを受けているノンスタ井上。

確かに当て逃げはよくないが、本当に悪意のあるものであったのか検討してみたい。

タクシーの車体における破損箇所そのものは大したダメージでもなく、幸い運転手も軽傷であった。つまり、当たったかどうかよくわからなかったというノンスタ井上の発言は事実のように思える。




つまり、ノンスタ井上は他車に当てたので逃げたという悪意そのものはなかった。

ここで問題なのは警察の開示した情報である。捜査担当の警察官が「これがばれると大変なことになるよね」とノンスタ井上に聞いている点に問題がある。
誰しも「大変なことになると思う」と答えるだろう。警察側はこの部分を大きく発表してしまったのだ。

この部分のコメントを聞くとノンスタ井上が他車に当てた事を明確に認識しておきながら、大変なことになると思い、悪意を持って逃げたという認識になってしまう。
だがよく考えてもらいたい。ノンスタ井上が「大変なことになる」と感じたのは、警察に連行され事故をはっきり認識したあとの事である。当たったかどうか認識してなかった最初の段階では、大変なことになると認識してなかったわけだ。

だから、そのまま自宅に帰り、自宅で休んでいたのだ。当てたと的確に認識し、大変なことになると当初から思っていたならば、自宅におらず違う場所に逃げ込んだはずである。

大変なことになると認識して積極的に逃げたといった文面で報道しているメディアのなんと多いことか。

勿論、事故を起こしてしまった可能性がある場合は一度降車して事実確認をすべきであり、この点においてはノンスタ井上は批判されても仕方がない。




だが、情報が氾濫する現代においてマスコミが流す情報を鵜呑みにするのではなく、各自が冷静に審査するリテラシー能力を持つべきではないだろうか。

念の為に言っておくが筆者は警視庁や警察庁にも知人友人が多く、日々働く警察官に悪意は持っていない。むしろ、敬意すら抱いている。だからこそ、マスコミへの情報開示の仕方には充分に配慮してもらいたいと思っている。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

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