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【死傷者多】ベルリン・クリスマス市にトラック突入!テロの可能性!?

子供達がサンタさんを心待ちにし、また大人も心躍らせ晴れやかになるイベント、クリスマス。日本でも特別なイベントの一つだが、キリスト教圏ではなお特別なイベントであり12月になるとクリスマスの準備などで町は非常に盛り上がる。

特に欧州、ドイツ圏ではクリスマスの期間限定で屋台が並ぶ縁日、クリスマス・マーケットが開催され、多くの町でにぎわいを見せる。食事や土産物、クリスマスの飾りなどの出店の他、メリーゴーランドや観覧車などが設置されることもあり、夜間はライトアップが行われ非常に華やかなものとなっている。




そんなクリスマス・マーケットの会場に19日、トラックが突入して死傷者が出る惨事が起きた。

現場はドイツの首都ベルリンの中心部で、多くの人でにぎわいを見せていた会場に大型のトラックが歩道を乗り上げて突入。地元警察によると少なくとも12人が死亡、48人が負傷。またトラックの運転手と見られる人物の身柄を拘束しており、同乗していた1人の死亡が確認されているという。

警察当局は、この自己がテロの可能性である可能性も捨てきれないとして、捜査を行っているという。なお、運転手は37歳で、鉄鋼製品をイタリアからベルリンへ運んでいる予定であったが会社も19日午後から運転手本人とは連絡が取れなくなっていたと話している。

クリスマス当日やその前は町が多くの人でにぎわいを見せるため、テロリストからすると格好の舞台となるとされている。かつて日本でもクリスマスの日に爆弾テロ事件が発生した事があった。




1971年12月24日、東京都新宿区新宿三丁目の警視庁四谷警察署追分派出所付近にて爆発が発生、警察官2人と通行人7人が重軽傷を負うという事件があった。この爆発は時限爆弾によるもので、買い物袋に入れられた大きさ50センチ程度のクリスマスツリーに偽装されていた。この事件は当時の新左翼による無差別テロとして世間に注目され、後に犯人も逮捕された。

19日に発生したドイツの事件も一種のテロだったのだろうか。捜査の展開が待たれる所である。

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テロか・・・Xmasマーケットにトラック突っ込み9人死亡(16/12/20) ANNnewsCH

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

※写真はYOUTUBEからのキャプチャ