12月11日午後11時45分頃、世田谷区の路上でお笑いコンビNON STYLEのメンバー井上裕介が乗用車を運転中にタクシーと衝突し、運転手に怪我を負わせたまま逃走したことが12日明らかになった。
事件が公になる前、井上は「のっぴきならない事情」があったとしレギュラー生放送を欠席していた。
年末年始の番組収録が押し迫った12月中盤、売れっ子芸人の当て逃げ事故でテレビ各局の現場も大パニックになっている。
今回のNON STYLE井上の人身事故では業界内での都市伝説として囁かれている「吉本タクシーの呪い」が原因ではないかと噂になっている。
古くから吉本芸人の間では「師走のタクシーは鬼門なので気をつけろ」は囁かれており、これは1969年に横山やすしがタクシー運転手へ暴行した事件の後、やすしの無免許運転が発覚したり離婚したりと不幸が続いたことが影響しているという。
その後、「吉本芸人はタクシーに呪われている」という噂に変化し、2013年にはハイヒールモモコが乗っているタクシーが当て逃げされ、左足首の骨を折るというかなり珍しい事故に遭っているなどトラブルが絶えない。
吉本興業の芸人はマネージャからの送り迎えがなく基本、自家用車か電車移動と決められているためタクシーはあまり使われることはない。この風習は横山やすしから始まった「吉本タクシーの呪い」が未だ続いている結果ではないかと噂されている。
もっとも今回のNON STYLE井上の事故はタクシー運転手側が大被害に遭っているので、吉本芸人に対しての呪いではないかもしれないが、吉本芸人の移動手段については今後再考する余地があると思われる。
(江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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