11月末、カナダのマニトバ州ウィニペグで複数のUFOらしき謎の発光物体が目撃され、話題となっている。
問題の動画は、オレンジ色がかったまばゆい発光物体が3つ、町の上空に出現し編隊飛行を行っているもの。そのまま動画を見ていくと、右端に更に一つ同様の発光体が出現し、左端から順番に姿を消していく様子が確認できる。
果たして、この物体は何だったのか。このUFOの動画を入手し、ニュースで取り上げた地元のケーブルテレビ局も天文台に問い合わせるなどして独自に調査を行っているが、未だに正体は不明のままのようだ。
海外のUFO研究家らからは、1997年にアメリカで目撃された超巨大UFO出現事件「フェニックス・ライト事件」との類似性を指摘する声も挙がっている。こちらも、地元の多くの人々が空に浮かぶ複数の謎の光を目撃したというもので、ウィニペグで目撃された物よりも発光体の数が多く、等間隔に並んでいたため超巨大UFOが出現したのかと騒動になったのだ。だが、現在では「フェニックス・ライト」は米空軍が行った照明弾による演習だった可能性が高いとされている。
では、今回のUFOもカナダ空軍による照明弾の演習によるものだったのだろうか?
実は、今回目撃されたUFOと同様のUFOが2014年に、同じマニトバ州のブランドンでも目撃され、また動画に撮影されているのである。この動画と今回のUFOがよく似ていたため、同じUFOが2年経って再び飛来した!?という声も出てきているのだ。他にも、マニトバ州では毎年のようにUFOらしき謎の飛行物体や発光物体が目撃されているという。
だとすると、このUFOはマニトバ州を中心に定期的に地球に飛来して、監視していると言うことなのだろうか。非常に興味深いケースであるとして、海外のUFO研究家らはマニトバ州に出現したUFOの追跡調査を行っているという。
関連動画 (※2014年のもの)
UFO SIGHTING MARCH 8 2014 BRANDON MANITOBA CANADA
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)