不毛の大地が広がっているはずの火星表面には、昔から人工物や生物の痕跡らしきものが発見されてきた。
その大半は火星の岩等が光の加減や影のために変わった形に見えた偶然の産物といえるのだが、中にはそうとも言い切れないものも存在している。
昔から話題になっている人面岩や巨大なピラミッド、何らかの遺跡とおぼしき謎の構造物など、様々な謎の地形の画像が探査機や探査衛星からもたらされる画像には、奇妙な物体が写り込んでいる事が多い。
今回火星で捉えられたものは、謎の六角形の地形だ。少し変形したボルトやナットのような、中に深い崖に囲まれた丸や四角い台地が存在する謎の地形となっている。縁の部分は、地上に直線的な溝が地上に刻まれる形で形成されているため、クレーターなどとは全く違う構造になっている事が解る。
果たして、この地形は何なのだろうか。
地球上や、他の天体でも見られない奇妙な地形であるため、どのような原理で出来ているのかは全くの不明となっている。そのため、UFO研究家らからは異星人が過去に構築した遺跡や建造物の痕跡ではないかとする説も出てきている。
この地形の謎が解ける日は来るのだろうか。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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