28日午後9時半頃、ASKAこと宮崎重明容疑者が覚醒剤取締法違反容疑で再逮捕された。
逮捕のきっかけは25日金曜日、ASKA本人が警察に110番通報を行った事による。この時ASKAは電話や駆けつけてきた警察に「盗撮されている」「監視されているので確認して欲しい」と述べており、ろれつが回っていなかったり言動におかしな点があったため、任意の尿検査を行ったところ、鑑定の結果覚醒剤に含まれるアンフェタミンが検出、陽性反応が見られたため逮捕となった。
なお、腕に注射痕は無く、家でも接種用の器具などは現在では発見できていないと言う。しかし、検査の結果から先週頭から25日までの間に接種していた事はほぼ確定的であるとみられている。
今年に入って、芸能人や芸能関係者の薬物逮捕が連続している。
今年2月、元野球選手の清原和博、そして7月には元俳優の高知東生が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された。さらに10月には石垣島にて元女優の高樹沙耶が大麻を所持・使用の容疑で逮捕された事も記憶に新しい。また、つい先日は長野県の限界集落にて、移住してきた若者らが大麻を密かに栽培、薬物愛好家のコミュニティを築いていた可能性があるとみて捜査が行われている。
今回のASKAの逮捕に関して、警察は今後、どこから覚醒剤を入手したのか、またその入手経路はこれまでと同じなのか、それとも新たなルートが出来たのか慎重に調べる予定であるとしている。しかし、一方でこの逮捕はある程度警察があたりをつけて捜査していた結果であり、実際に彼が再び入手していた確証が取れたため再逮捕に踏み切ったものだとする見方も存在している。
覚醒剤の再犯率は約6割を超えるものであり、またASKAは2年前の保釈後から支援者が非常に多かったため、警察も売人らが接触する可能性や再犯の可能性が高いとみてマークしていたのではないかとされている。薬物の場合、一度入手経路が出来てしまうとなかなかその繋がりを絶つのが難しくなるという。一度購入したり使用下人は売人側からもマークされ、支援者を装って近づき、言葉巧みに再使用へ誘い込むという。
ASKAの再逮捕も、これらの芸能関係者の薬物利用に関する捜査の結果浮かび上がってきたものではないかとみられている。
よって、今後も芸能人や芸能関係者による薬物関連の逮捕が相次ぐのではないかと考えられており、業界では既に「次に逮捕されるのは○○だ」と大物芸能人の名前を挙げる声も出てきている。
果たして、次に名前が挙がるのは誰なのだろうか。
(勝木孝幸 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)