2000年の後期にインターネットで流行った都市伝説に「秋葉原で買ったカセットテープ」という話がある。
これは秋葉原の某店で1本50円でカセットテープが売られており、テープのなかにはCMの曲やパチモノのアニメソングが入っていたのだが、一曲だけ全く聞き覚えのない謎の曲が収録されていたという。
購入者は気になってYouTubeなどの動画サイトに曲を公開したのだが、10年近く経った今も誰が歌って誰が作ったのか不明なのだという。
「風を追って何処へ行くの 夕陽色の枯れ葉たちよ」「Fly away遠い国へ 」という意味がありそうな歌詞に加え、抑揚の全くない女性ボーカル、一定の音階しかない曲調はおよそプロの作った曲とは思えない。
一部ではこの曲はアイドルを夢見て自殺した少女が自作で作ったCDが流通してしまったもの。音楽プロデューサーが性関係にある少女を無理やりデビューさせようと目論み失敗した曲など様々な噂があるが、タイトル・製作者・歌手のうち一つもわかっていない状況では検証すらできないだろう。
しかしこの曲は、近年誕生したボーカロイドのような独特の味があり、80年代のアニメソングのような雰囲気には「妙な中毒性がある」とされ怖がられつつも愛される存在になっているという。
この謎の曲に心当たりのある方は是非情報をいただきたい。
※以下、URLで実際の曲を聞くことができます。視聴注意!
【ヘッドホン向け立体音響】秋葉原で買ったカセットテープに入ってた曲
(アリナックス城井 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)