先月28日、横浜市港南区で87歳の老人ドライバーが暴走し、小学一年生の男児が亡くなるという痛ましい事故が発生した。
それ以降も各地で老人ドライバーによる暴走事故が多発しており、老人ドライバーの認知症チェックの厳密化、家族による免許返還申請の法整備化が叫ばれている。
高齢化社会が到来しつつある今、これは法的にも社会的にもシステム構築を急ぐべきである。
また現役のドライバーたちも、自らの運転ライフの定年を家族と、話し合っていまから決めておくのもよい対策かもしれない。
また、横浜市港南区の事故を起こしたドライバーは奇妙なことを供述しているという。
自宅を出てからまる1日間行方不明であり、翌日に事故を起こしたのだが、本人は自宅を出てから数時間しか経っていないうえ、自分は認知症ではないと主張したのだ。
そのような主張をすること自体、認知症ではないかと疑われるが、事故を起こした老人ドライバーは、「いつもと少しだけ違う道、いつもとは少しだけ違う横浜の町を彷徨っていた」と証言しているらしい。
老人の主張する少しだけ違う横浜は一体なんなのか、老人ドライバー対策と同時に気になる話ではないか。
我々はもっと認知症をしるべきである。
(白井たすき ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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