【妖怪ウォッチ研究序説】ネガティブーンの元ネタは「江戸のパニック映画」?

「ネガティブーン」は蚊の姿をした妖怪で相手をネガティブな(落ち込む)気持ちにさせる妖怪である。

これは妖怪元ネタではなく蚊の羽音「ブーン」と「ネガティブ」を合体させたダジャレ妖怪と思われる。




人をネガティブな気持ちにさせる妖怪は確認されていないものの蚊のような妖怪の姿を描いたイラストは存在する。

1809年に出版された『松梅竹取談(まつとうめたけとりものがたり)』という絵物語には巨大な蚊やシラミ、ボウフラといった害虫たちが人間を襲うシーンが描かれている。

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これは現実に巨大な害虫が江戸の町を襲ったわけではなく、今でいうパニック映画のようなもので害虫の恐怖をわかりやすく庶民に伝えるのに一役買っていた。虫たちは顕微鏡を使って観察されたもので非常にリアルである。

当時は顕微鏡や虫メガネが一般的ではなかったため、イラストレーターが巨大な怪獣のような姿でリアルな害虫の姿を描いた絵物語は大人気となっていたようだ。

ウラナ

ネガティブーンの進化後には「ジャネガブーン」がいる。

こちらはとりついた人の心をどん底に突き落とすことから「邪念(人の心からくる被害妄想)」と羽音の「ブーン」のダジャレ妖怪であると思われる。

(穂積昭雪 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)





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