多くのアイドル歌手や若手俳優が、デビューのきっかけとして、本人からよく聞く話が「親(または兄弟、友人)が勝手に履歴書を送った」である。
特にあの美少年を扱う事務所のタレントやローティーン雑誌などのジュニアモデルなどはこの傾向が高いという。
しかし、勝手に他人の履歴書が芸能事務所に送られてくるなど本当にあるのだろうか?
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ある芸能事務所のスタッフはこう語る。
「今までに自分が立ち会った経験から言いますと、親や友人に勧められてというのはよくあります。ですが、(本人が)元から芸能界に興味があって、という人の方が圧倒的に多いです。履歴書も自分の意志で送ってくる、またオーディション等にも自分から率先して参加するというのが大多数です」
言い換えれば、親、兄弟や仲の良い友人が勝手に履歴書を送ったという御託は、本人がイメージづくりをするための建前であることがほとんどだという。また男子に限っては、芸能界に自分から入りたかったと告白するには気恥ずかしいために、このような口実を使うという。
しかし、中には「自分の子供を絶対に芸能人にしたい」という親、兄弟も実際にいるらしく、親類の間に芸能界に入るための強力なコネがあったり、また資産家であることからデビューまで未曾有にお金をつぎ込むことが出来る親を持つ芸能人はいるそうだ。つまり、これらの者に関しては、上記の噂に関する信ぴょう性は俄然高くなる傾向にあるという。ただし、このような少数派はデビューしても、活躍の場が徐々になくなっていく傾向にあるようだ。
いずれにしろ、適者生存の芸能界で生き残ることに於いて、まずは本人が野心を持っているかが一番大事なことで間違いなさそうだ。
(若葉イチロウ ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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