海外のニュースサイト「デイリーメール」によると、ナショナル・エレベータ・インダストリー社の常務取締役カレン・W・ペナフィエル氏は現在稼動してるエレベーターの「閉」ボタンのほとんどは飾りである、とニューヨークタイムズのインタビューで明かしたという。
ペナフィエル氏によるとエレベーターの閉ボタンは1990年以降は作られておらず、ほとんどがニセモノ。またエレベーターの寿命は平均25年なので閉機能が実装されていても2016年現在は動作することはない、と語ったという。
ペナフィエル氏の話が本当であるならば、我々が「早く閉めよう」と思って閉ボタンを押していた行動は全て無駄だったということであり、「早く閉まった」と感じていたのは全て気のせいということになってしまう。
これはトンでもないふざけた話というか、もはや怪談である。
もし、事実ならばこれは歴史的にも衝撃的なコトである。
もっとも、この話はあくまでアメリカ合衆国のみの話だと思われ、日本で作られたエレベーターの「閉ボタン」はキチンと作動していると思われる。
しかし、ナショナル・エレベータ・インダストリー社のエレベーターは日本でも数台作動しているといわれ、現状でも騙されている日本人は少なからずいると思われる。
今後、エレベーターに乗り込む際には是非「閉ボタン」に要注意していただきたい。
(文:ミドルサイズパンダ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)