現在、宇宙人と言えば大きな頭と目に貧弱な体のグレイ型エイリアンが中心だが、少し前までは様々な宇宙人の目撃例が存在していた。
もちろんそれは海外だけではなく、日本でも奇妙な姿の宇宙人は目撃されていたのである。
1974年4月6日、北海道北見市仁頃に住む男性が奇妙な宇宙人を目撃し、UFOの中に連れ去られるという事件が起きた。
この日午前3時過ぎ、外で犬が騒がしく鳴いていて目を覚ました男性が表に出たところ、家の前に奇妙な小人が立っていたという。
身長約1メートル、肌は褐色で全身を覆うように黄色や青色の小さな突起があり、ビニールのような透明の服らしき物を身につけていたという。宇宙人の周囲には電気や電磁波のようなものが常に流れているため、影響がないようにこの服を着ているのだそうだ。
さらに青い円錐形と上に楕円形のもののついたヘルメットを被っており、スケッチから見ると昔のSF映画っぱいオーソドックスなタコに似た火星人とグレイ型エイリアンを足して2で割ったような姿である。
この時、近くの畑には直径約8メートル、高さ1.5メートルでオレンジ色に輝く円盤が浮かんでいたという。
異様さに恐怖を覚えて逃げ出そうとしたところ、足下から熱風が吹き上がって円盤内に吸い上げられてしまったというのだ。
幸いUFOが高高度に無かったので、あわてて飛び降りて近所の知人宅に飛び込み、事なきを得たという。
しかし、この2日後の8日に再び彼は宇宙人と山中で遭遇。
その時もまた同様にUFOに吸い上げられ、宇宙人にテレパシーを受信できる受信機をつけられ、13日には木星の衛星タイタンに連れていってもらい、衛星の石のかけらをもらったという。
近年ではグレイ型エイリアンの目撃証言が多く、このようなかつての個性的な宇宙人目撃情報が極端に減っている。
このような宇宙人たちは、今はどこに行ってしまったのだろうか。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)