10月23日午前11時40分頃、宇都宮城址公園の爆破事件が発生した件は既報の通りである。
死亡した男性は同市に住む元自警官の男性ということが明らかになったが、本事件は各メディアが報道するように不可解な事件が続いている。
公園爆破と同日11時30分頃、近くのコインパーキングで車両が炎上。燃えた車の持ち主は元自衛官であった。さらに遡ること15分前の11時15分ごろには同市針ケ谷町にある元自衛官の男性の自宅が全焼しているのである。
死亡した男性は靴下に遺書のようなものが挟まれており「命を絶って償います」などと書かれていたという。
たった、40分間の間に自宅を全焼し、車を燃やし、さらには自分自身をも燃やし遺書も残されたと思われる男性の行動は理解しがたいが、一部ではこの靴下にヒントがあるのではないかと思われている。
一説によると「靴下」は「たいくつした」という意味で「人生に退屈した」をかけた遺書である可能性も推測されているが、もちろんただのダジャレではなくキチンとした理由があるという。
靴下は自分が死ぬ間際まで身につけているが、途中で気が変わればすぐに脱いで遺書を取り出すことができる点で利便性が高い。
また、爆破によって遺体がボロボロになった場合でも革製の靴だけは焼けずに残る可能性が高い。そのため遺書を守るに靴下は最適な場所であると考えられる。
また一部では今回の事件は「一般市民を使ったテロ説」も囁かれている。
つまり第三者に爆弾を持たせられその間に証拠となるブツをすべて燃やし、さらには自分自身も消去させるという方法で、これはテロリズムの常套手段とされている。
あまりに謎の多い本事件、解決の糸口はあるのか?
(横須賀小禄 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)