【妖怪ウォッチ研究序説】江戸時代の文献にも登場していた! 実在する可能性の高い未確認生物「ツチノコ」

※本コラムはゲーム作品「妖怪ウォッチ1~3」 をアカデミックに解析し元ネタの特定ほか妖怪伝承について解説していくコーナーです。

ぷっくりふくれたお腹にかわいいスマイル、頭に幸運を呼ぶ四つ葉のクローバーを乗せたツチノコは「 幸運を呼び寄せるめでたいヘビの妖怪」として妖怪ウォッチに登場する。このツチノコのモデルは勿論、日本に今も生息しているのではないかとささやかれている未確認生物のツチノコだ。




姿もほとんど同じ、ビール瓶のように太短い胴体に、マムシに似た三角形の頭と非常に細い尻尾をというもの。ただ、 こちらは妖怪ウォッチのツチノコとは違って地味な色に怖い顔つきになっているが。現実には未だに生きた個体が捕まったというケースはないが、妖怪ウォッチでは「姿を隠すのが苦手で、よく人間に見つかってしまう」ので悩んでいるという設定になっている。

しかし、実際にツチノコを捕まえることは至難の業だ。蛇の一種らしく非常に動きが素早く、また短い体を尺取り虫のように曲げ、力をためてからジャンプする事もできる。相手が坂の下にいるときは転がり落ちてきて襲いかかるとも言われている。もし、休んでいるツチノコを見つけたとしてもうかつに手を出さない方がいい。なぜなら、ツチノコは猛毒を持つ毒蛇でもあると考えられているからだ。




めったに捕まえられないツチノコだが、かつては日本全国に生息していたようで、日本各地にツチノコと類似の特徴を持つ蛇に対する方言が残っている。また、江戸時代など古来の文献にはツチノコとよく似た姿の蛇について、解説や図版が存在していたりもする。

このことから、ツチノコはかつて日本に棲息していた希少種の蛇であり、江戸時代や明治時代には絶滅危惧種になってしまったものではないかという説も存在している。ゲームのツチノコパンダよりも巡り会うのが難しい絶滅危惧種の蛇がツチノコだと言えるかもしれないのだ。

(黒松三太夫  ミステリーニュースステーションATLAS編集部 寄稿・ミステリーニュースステーションATLAS)

 

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