10月13日にニコニコ動画で生放送された「山口敏太郎生放送」にてオカルト研究家・作家の山口敏太郎が9月末に倒産した映画製作会社「ジョリー・ロジャー」についてコメントを発した。
ジョリーロジャーと山口敏太郎は2013年末に発売したVシネマ『呪い面』でジョリー・ロジャーが製作、山口が原作および出演を行った。
ジョリー・ロジャーは以前より「ギャラの未払い」が業界内で問題になっており、山口は対策として事前にガチガチな契約書を結び、原作および制作費を分割して振り込むようにしていたという。
制作費の半分はクランクインに前払いされたもののDVD発売後、制作費の半分が未払だったことが判明し、山口はネット上に「山口敏太郎日記 債務を支払わないジョリーロジャーへの批判」という動画をYouTube上にアップし、残りのギャラを回収している。
その動きはネットでも広まり、ジョリー・ロジャーのウィキペディアにも掲載されている。
今回の倒産報道を受け山口は以下のようにコメントしている。
「経営者は悲しいと思うよ。会社潰してしまったわけだし。ただし、ここまで悪評があったのに止められなかった社員も良くなかったよね」「キチンとギャラを払うのは当たり前だし、こういう姿勢が映画界をダメにするんだよ」とジョリー・ロジャーの経営体制に喝を入れた。
さらに山口氏は自身も社長という立場から「儲かってない会社の社長は身銭切っても頑張って払おうとするもんだよ。気持ちの問題です」と会社社長としての立場を語り、さらにジョリー・ロジャーに対し「海賊だけに海の藻屑になったね」「社長の大橋さんは『火垂るの墓』でいい仕事したいみたいだけど今度はお前が『不払いの墓』の墓のなかに入れ!とコメントしておきます」と畳み掛けた。
ちなみに今回のタイトルも山口自信が考えたもので「ジョリー・ロジャー倒産」のニュースについてはやはりひと方ならぬ思いがあるようだ。
山口敏太郎生放送(アーカイブは会員のみ)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv278803796
(網元メロンパン ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)