ちょっと前に注目された「ドローン」UFOはどこにいった?

近年一般にも浸透してきた、遠隔操作が可能な小型ヘリ・ドローン。




だが、UFO好きの人の中には、飛行物体で「ドローン」と聞くと別の物を思い出す人もいるのではないだろうか。

2007年頃にアメリカを中心に目撃証言や動画が報告され、メカニカルな独特の形状から一気に注目の的となった。

形状は非常に独特で、金属製の輪を中心に柱状や針状の金属突起が付いているという姿をしている。飛行原理は不明だが、重力を無視してふわりと浮き上がり、スムーズに飛行を行う様子が動画などに捉えられている。

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また、旋回時は大きな輪の部分を中心に、正確に角度を変える。一説には輪の部分に内蔵された反重力装置を用いて浮遊と飛行を行っているという説もあった。

大きさは動画や写真などから類推すると、中~大型の自動車程度とみられるが、普通のUFOと比較すると人や物を載せるスペースが存在していないように見える。そのため、このUFOは異星人が保線から調査用に放った無人偵察機「ドローン」ではないかと言われるようになったのだ。

奇妙な形状に鮮明な画像と動画、そして飛行形態などから一時期かなり注目されたのだが、最近は全く噂を聞かないこのドローンUFO・・・果たして、正体は何だったのだろうか?




このUFOに関しては、ある人物がCARET「地球外技術の商業利用研究(Commercial Applications Research for Extra-terrestrial Technology)」のために作製したという怪文書を2007年にメディアに送っている。軍などから得た技術を使って民間で開発した飛行物体であるというのだ。

しかし、このドローンの正体に関しては海外のUFO研究家らが画像の検証を行い、ほぼCGを用いたフェイクの可能性が高いという意見が出てきている。CGでUFOのモデルを制作し実際の風景に被せて作製したもので、レンダリングが中途半端だった場合に生じる粗が発生している、遠景と比較するとUFOのフォーカスに矛盾が生じる、等の特徴が上げられるそうだ。

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実際、翌年以降はこのUFOの目撃証言や動画の報告数も激減している。新しいUFOが目撃されると、その後も同様のUFOを見たという人が続出するのだが、これは一種の「流行」のようなもので便乗した偽の目撃証言が多発する側面があるためとみられている。2007年のドローンUFOも、格好良かったのだがUFOの一形態として周知される前に急速にブームが去ってしまったため主流になりきれなかったのだろう。興味深い形状であっただけに、少し残念ではある。

(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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