10月1日、静岡県焼津市にて『オータムフェストinやいづ』の前夜祭として『肉人さんいらっしゃい UFO召喚イベント』が開催された。
会場は焼津内港の屋外ステージが設置され、数メートル程先には海岸線が広がる場所である。
イベントでは、UFOコンタクティの武良信行氏と、オカルト研究家の藍上によるUFO召喚コーナーや、地元ミュージシャンの方の演奏、志月かなでさんの怪談、ワンダーズの漫才、WAHAHA本舗ウクレレえいじさんの漫談などが催された。
その中のUFO召喚コーナーでは、武良氏の「5,4,3,2,1,パシャ!」というカウントダウンに合わせ、会場に来たお客さんと一緒に手持ちのスマートフォンなどのカメラを使い、空へ向かって撮影するのが恒例となっている。
この日、イベント開始冒頭で行われたが、武良氏曰く雲が出ているときはUFOが雲の上に隠れてしまいやすく、なかなかUFO撮影に成功する人は出てこなかった。
しかし、日の落ちた頃合いに再度行われたUFO召喚コーナーでは、ステージ上にいたオカルト研究家 藍上をはじめ、ステージを観ていたお客さん達の中からも多くの方がUFOの撮影に成功し「写ったー!」と会場が驚きと感動でざわめき立った。
撮影した写真を見比べてみると、会場の北北西の方角にそびえ立つ高草山の方角に同型のUFOが複数人のスマートフォンで撮影されていた。
この日、一番多く撮影された形は、横に二つ並ぶ丸い発行体型のUFOであった。
元々、焼津からみて高草山の方角にはUFOの目撃が多々ある地域でもある。
また、高草山は夜景スポットとして人気がある一方、夜景を見に行った際に霊的な体験をしたとの話も耳にする。
日々、UFOの撮影を試みていると、UFOはカメラに写っている場合でも、その場で肉眼では確認できないことも多い。その為、人間の可視域外の波長を出しているのではないかと筆者は考えている。
しかし、この日のイベントではカメラに映ったものと同方角に肉眼でUFOを目視したという人が現れた。彼は何者だったのだろうか・・・。中には、カマボコ型をした珍しい形のUFOを撮影した方も現れた。縁取りのされたカマボコ型の中央に二点の発光している部分が見られる。
そして、辺りも真っ暗になった頃合いに、女流怪談師の志月かなでさんによる怪談ステージが行われた。
焼津という地は、 明治の文豪、小泉八雲と深いゆかりがあり、彼は晩年の夏のほとんどを焼津で過ごし、「焼津にて」「海辺」「漂流」「乙吉のだるま」「夜光幻想」などの作品を残している。
志月さんの怪談ステージでは、小泉八雲の怪談朗読も行われた。
辺りは、日が完全に落ち、高草山、北東には虚空蔵山がそびえ立ち、すぐ側は海岸となり、会場の明かり以外辺りは真っ暗闇の中で、怪談師 志月かなでさんの女性ならではの美しい声での怪談に、会場へ来たお客さん達は静かに耳を傾けていた。
志月かなでさんの後輩である筆者は、怪談ステージの撮影をしていた。その中の一枚である。ステージの上方を見て頂きたい。白く光る物体が写っている。
上方を拡大したものである。
土星のような、円盤型ともとれる形の白い物体が写りこんでいる。撮影した方向は、UFO召喚コーナーとは反対方向の南南東であった。
武良氏の呼びだしたUFOであったのか、志月さんの怪談によって呼び寄せられた霊魂であったのだろうか。はたまた、イベント名にも入っている「肉人いらっしゃい」に答えてやってきた肉人であったのか。
そんなこんなで『肉人さんいらっしゃい UFO召喚イベント』は無事に開催することができたのである。
「UFO召喚イベント」とはあまり聴きなれないイベントかもしれないが、徐々に巷ではブームになっている?!ようだ。また地元で行われた際には、ぜひ参加してみよう!!
文・写真:藍上(オカルト研究家) (ミステリーニュースステーションATLAS編集部)