8月14日の解散報道から早2ヶ月が経過するSMAP。
予定では2016年12月31日をもってSMAPは解散するわけだが、解散報道が出てからというものSMAPメンバー個人がこれまで以上に持てるポテンシャルをフルに発揮している、と話題になっている。
まず、草なぎ剛は10月8日より自身が出演している「1本満足バー」の新TV-CM「マンゾクLIVE」篇で90秒CMにチャレンジ。
サラリーマンに扮した草なぎ剛がスーツ姿で90秒連続で歌い踊りまくる内容でダンスのキレや演技力を視聴者にこれでもかと見せつけている。
また、香取慎吾もバラエティで見せる「誰にも予測できない動き」に拍車がかかっている。レギュラー番組の「おじゃMAP!!」ではジャンケンに負けて、駅弁を食べることができない香取がアンタッチャブル山崎の駅弁を強奪し、「なんでこの人(香取)が国民的スターなんだよ!」と突っ込まれ、サラリとかわすというファインプレーを披露。
中居正広も2016年は司会者として大活躍で音楽番組の特番、オリンピック、そして「金スマ」でのベッキー放送のほか、熊本への炊き出しなど話題にならない日がないほどの活躍を見せている。
稲垣吾郎もまたマイペースで活動を続けドラマ「不機嫌な果実」で演じたマザコン男の評価が高まり、貴重な脇役として10月8日公開の映画『少女』では重要な役どころで登場している。
木村拓哉は秋から放送された日本和装のCMが好評で来年には主演映画「無限の住人」ほかTBSでの主演ドラマも決まっている。
すべてが8月14日の解散報道後の仕事ではないが、SMAPは夏以降、個人での活動が業界やファンから高い評価を得ている。
その裏には「SMAPというブランドにはもう頼ることはない」「来年から完全にひとりになる」という気持ちが視聴者には手に取るようにわかり、また他のジャニーズタレントとは今までに培ってきた芸歴の違いを見せつけているようにも感じさせる。
(横須賀小禄 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)