株式会社キングジムは10月4日、テキスト入力端末「ポメラ」の最新機種「ポメラDM200」を10月21日に発売すると発表した。
ポメラは2006年の発売以降、累計30万台を売り上げるキングジムの大ヒット商品であり「機能はテキストを打つだけ」というあまりに潔いコンセプトが好評を受け現在までに数バージョンが発売されている。
今回のDM200は無線LANに対応しiPhone、Macで相互で編集ができる機能が付け加えられた。
販売価格は49,800円(税込み53,784円)となっており、ネットでは「買うべきか、買わないほうがよいか」悩んでいる人が多いという。
ポメラは前述の通り「テキストを打つだけ」の端末であり、インターネットを楽しんだり表計算などの機能は一切備え付けていない。
ただ文字を打つだけに5万円を支払えるか、がポメラ購入のポイントとなる。
もっとも過去、累計30万台を売り上げたということからニーズは高いものと想像できるが「WIFIがつくといよいよノートPCとの差別化ができなくなっている」との意見もある。
実際、ATLASのライターにもポメラは愛用されていて「どこでも打てるのが便利」「ノートパソコンより電池交換が楽」と好評を得ており、また「大学の講義などスマホやノートパソコンが開きづらい環境時に本領を発揮する」とノートがわりに使用していた人も多い。
現在、文字を書くことを仕事にしているプロのライターや作家にポメラ愛好者が多いと聞いている。
今回、およそ50,000円もする新機種がどれほどの売上を見せるのかが今後のポメラの未来を左右している、といっても過言ではないだろう。
※画像はキングジム公式サイトより
(江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)