10月4日、小学館は小学生向き雑誌「小学二年生」の休刊を発表した。
最終号は12月発売の2017年2・3月合併号となる。ほかの兄弟誌「小学三年生」~「小学六年生」はすでに休刊していて、残りは「小学一年生」だけとなる。
『小学二年生』は1925年(大正14年)より刊行を開始。
実に90年以上も毎月刊行しており、親子三世代(四世代のケースもある)に渡り愛されてきた。
「小学一~六年生」では、かつてはUFOやUMAや超常現象も誌面で扱っていて、多くのオカルトファンや小社のライターなどに多大な影響を与えた他、『ドラえもん』や『あさりちゃん』といった小学館の看板漫画を多数連載してヒットさせてきた実績がある。
ドラえもんは現在、コロコロコミックにも再録という形で連載がされているが、あさりちゃんは2014年に100巻発売と同時に掲載誌「小学二年生」の連載を終えた。
あさりちゃんは連載終了後も「小学二年生増刊号」として年一回のペースで書き下ろしを含めた特集本が販売されるなどしていたが、今回の「小学二年生」休刊によって掲載ができなくなるのではないかと危惧される。
小学館さん、実際に『あさりちゃん』はどうなりますか?
(北島あいら ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)