目の錯覚?豊洲市場の柱が曲がっている、との話題に視聴者総ツッコミ!





10月2日フジテレビ系で放送された「新報道2001」にて東京・豊洲市場(江東区)の柱がゆがんでいると放送し、翌日3日、東京都が「柱がゆがんでいる事実はない」と報道を否定したことがわかった。

番組では「左の柱が傾いているように見える。目の錯覚か」とナレーションが付き、アナウンサーも「(盛り土意外にも)思わず問題があるのでは、と疑ってしまうような写真を今回入手した」と解説が入れられており、目の錯覚を説明付けるような演出をしていたが、「錯覚なら紹介する必要がないのでは?」「そもそも誤解を抱くような放送するなよ」とネットで大荒れになっていた。

問題の写真は中央区の某議員から提供されたもので、豊洲市場にある加工パッケージ棟4階を撮影したものだった。

写真はパッと見、奥側の柱がゆがんでいるように見えるが、写真をかじったことがある人ならひと目でわかる「広角レンズによる撮影ミス」であることが判明している。




広角レンズは通常のレンズよりより広い範囲を撮影することができるが、水平より下向きに撮影すると周囲が歪んで見えることがある。

広角レンズは広いロケーションで効果が発揮されるたため豊洲の倉庫など狭い場所では通常使われず、歪んでいる写真は「ミスショット」としてメディアに出てくることはまずないが、今回の写真は議員提供ということでニュース性を尊重して撮影に踏み切ったと思われる。

結果、放送後に番組や豊洲市場にクレームが殺到し、東京都が豊洲へ緊急調査を行ったが、歪んでいる事実はないという発表を行い自体は収束した。

しかしながら、「そもそも写真を紹介したのは放送局なのだから放送したフジテレビが取材に行くべきでは」ともっともらしい意見も噴出しているという。

※写真はイメージ画像です

(江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)





関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る