スナップチャットは現在世界中で人気のカメラアプリである。
写真や動画を撮影すると、顔に合わせてコミカルなアニメーションが展開されるため、自撮りした模様をSNSに上げる人が多い。
こちらの女性も、スナップチャットで犬の顔になるアニメーションを使用し、変顔をするなどおどけてみせる様子が動画に収録されている。
だが、カメラが少し横に逸れたところで、急になにもない空間に犬の耳と鼻面が現れる。
スナップチャットのアニメーションは、カメラが「顔がある」と認識しない限り作動しないはずである。しかし、彼女の隣には誰もいなかった。
まさか、見えない幽霊の顔を認識してアニメーションが始まったとでも言うのだろうか?
初めは心霊動画か!?と注目されたこの動画だが、現在ではカメラの誤認識によるものだろうと想像される。
スナップチャットのカメラは顔として見えるものを認識してアニメーションを作動させる。動画をよく見ると、彼女の背後にある棚に並べられた黒い本やCDジャケットを目と認識してアニメーションが作動している事がわかる。
その証拠に犬の顔のアニメーションが出たのは一瞬だけで、カメラが動いて棚の角度が変わるとアニメーションも消えてしまう。
同様の事例は世界中で報告されており、日本でも「誰もいないはずの廊下でスナップチャットが反応している」という一瞬が撮影されている。
これも、背後の黒い部分を目と認識した事によるものだろうといわれている。
今回の海外の事例は角度や出現位置が絶妙だったために、まるで女性に幽霊が寄り添ってカメラに映ったように見えてしまったのだろう。
カメラ機能やアプリの進化によっては、今後も変わった動画が撮影されるだろう。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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