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積乱雲の中に巨大な「顔」・・・悪魔か、それとも精霊か





妖怪や悪魔は、時に思いも寄らない形で我々の前に姿を現す。

9月14日、ギリシャにて撮影された一枚の写真が注目を集めている。

こちらの写真は風景写真の一部なのだが、大きな積乱雲の一部、乳房雲の中にはっきりと人間の顔らしきものが浮かんでいる。

落ちくぼんだ目にかぎ状の鼻、まるで伝説に出てくる悪魔そのものではないかと話題になっている。

海外ではキリスト教を深く信仰している人も多く、日本に比べると悪魔の存在を信じている人も多い。そのため、絵画などに見る悪魔に似たものの姿が捉えられると、想像以上に注目され、メディア等で大きく取り上げられることもある。

過去に話題になったものとしては、9.11テロで崩落するワールド・トレード・センタービルから立ち上った煙の中に、悪魔の顔が浮かんでいたというものがあった。だが、この時はCGで微妙に煙の濃淡を変えるなどして画像を編集し、顔のように見せたものだったというのが結論だった。




今回ギリシャで撮影された雲の中に生じた「悪魔の顔」についても同様に、フォトショップなどで巧妙に作製されたものではないか、という声もあったが、鑑定によれば画像を加工した跡は見られなかったらしい。

果たして、この顔の正体は何なのだろうか?

厳密には自然のいたずらと考えるのが正しいのだろうが、ギリシャには昔から神話の中に、自然を司る精霊達が登場している。

現代でもなお息づいている精霊達が顔を出したと考えると、少しロマンチックかもしれない。

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(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)