妖怪・幽霊

いるはずのない人が写った!?500年前から行方不明の女性だった!?

海外では、古くに建造され今も昔と変わらぬたたずまいを残している屋敷や城には、かつてその地に住んでいた人々の霊が住み着いているという噂や伝説が多い。

特にイギリスでは幽霊が出るかどうかが重要で、物件の価値判断が変わるくらいと言われている。




そして今回も、イギリスの歴史ある邸宅で幽霊の姿らしきものが撮影されて話題になっている。

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イギリスはノーフォーク州にあるオックスボー・ホール、1482年のチューダー朝時代に建てられたという屋敷であり、500年以上経った現在も、同じ当主一族が住んでいる歴史ある邸宅だ。

この邸宅に観光で訪れた人物が撮影した写真の中に、奇妙な影が写り込んでいたというのだ。

邸宅の一部、敷地内を流れる川にかかる橋の上に、黒いローブないしはマントのようなものを羽織った人影が存在する。

少し離れた場所には観光客がいるが、彼らが人影に気が付いている様子はない。

写真を撮ってしまった人物によれば、撮影時にいたのはこの左側の2人だけで、右側のこの場所に人は居なかったとのことだ。果たして、この人影は何なのだろうか?

この人影は大きさやシルエットから、女性ではないかと見られている。

そこで出てきたのが、500年前にこの屋敷の敷地内で行方不明になってしまった女中の霊ではないかというものだ。

まだ若かった彼女はこの邸宅に務めていたとき、人知れず妊娠してしまった。彼女は父親が誰か口を割らなかったが、恐らく屋敷の主人との間に出来た子ではないかとする噂が流れた。

そして、妊娠発覚からしばらくして、彼女の姿はどこへとなく消えてしまったのである。

故郷に帰されたという訳でもなかったため、彼女が殺されたか、自殺したのではないかという話になった。その後、彼女の幽霊らしき人影が邸宅の各所で目撃されるようになったという。




オックスボー・ホールには他にも何人かの幽霊が住み着いており、彼らの目撃証言も存在している。

この写真に映ってしまった人影は、まさしく彼女の霊だったのだろうか。それともまた別の霊の姿を捉えた物だったのだろうか?

(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)