アメリカのニューヨーク州とバーモント州、カナダのケベック州にまたがるシャンプレーン湖には、古来より奇妙な怪物が出現するという伝説があった。
現地のネイティブアメリカン・イロクォイ族によれば、湖に「角を持つヘビ」が住んでおり、傍を通る人に襲いかかってくるとされていた。
シャンプレーン湖は1609年にフランス人探検家のサミュエル・ド・シャンプランによって発見された。なお、彼が調査した際に伝説の怪物らしき生物が目撃されたという記録が残っている。
チャンプと命名されたこのUMAは、現在でもたびたび目撃されている。
本アトラスでも以前、2009年に撮影されたチャンプの動画などを紹介した。
チャンプは少なくとも数百年にわたって目撃され続けている伝統的なUMAなのだ。
そんなチャンプの姿を捉えたとする映像が撮影されたという報告があった。
下の動画はバーモント州アディソン郡のバージェンズにて、7月19日に撮影されたものである。
湖の岸辺に設置された夜間撮影モードのカメラには、深夜の暗い水中で何かが確かに泳いでいる様子が捉えられている。暗く解りづらいが、よく見るとワニのような頭部が水面下に動いており、目と鼻面の一部だけが水面上に出てきて、やがて水中に姿を隠していく様子が捉えられている。
この動画に捉えられた生物の正体については、多くのUMAファンやUMA研究家らが検証を行っている。というのも、同地域では昨年チャンプらしき生物が目撃されたという証言が出てきており、撮影者は動画があればよりチャンプ実在の可能性が高くなるのでは、と考えてカメラを設置したと言っているためだ。
この動画に写った生物は何だったのか、今も多くの人々の間で議論の的となっている。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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