今でも幽霊が多く目撃されるイギリスでは、多くの人々が幽霊の存在を信じている。
特に、古く歴史のある建物には必ず幽霊が住み着いているものと考えられており、また専門家やアマチュア含め多くの心霊研究家や幽霊ハンターが存在しており、心霊スポットや幽霊が関与していると思われる事件の起きた場所に出向いて調査を行っている。
英国北西部に存在するスタンリー宮殿は1591年にピーター・ウォーバートン卿によって建設され、彼が1621年に死んだときに彼の娘エリザベスの夫であるトマス・スタンリーに相続され、名前も現在のものに変更になった。
この屋敷は昔から幽霊が出ると言われており、2014年にはイギリスの心霊研究チームが階段から下りてくる子供らしき影の姿を撮影することに成功している。
そして、今年に別の心霊研究チームが5時間に渡って行った調査にて、再び謎の姿が写真に捉えられたのである。
写真には、階段の上にフードを被ったような人影らしきものが写っている。また別の写真には、鏡の向こうからこちら側を伺う女性のような黒い影が写っているのである。
特に鏡の方は、カメラを向けていた撮影者のいる角度とも違い、また鏡に写っている別の人物の姿に被るように出てきている。普通ではあり得ない写り込み方をしているため、やはり幽霊が写ってしまったのだろうかと話題になっているのだ。
2014年の調査に引き続き、撮影された今回の心霊写真だが、再度奇妙なものの姿が捉えられると言うことは、やはりこの屋敷には何かが存在しているのだろうか?
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)