今年9月初めに報道された「タモリ年内引退説」がいよいよ現実を帯びてきた、という。
放送開始35年を越える『タモリ倶楽部』の企画がやや最近不調気味と「タモリ倶楽部ファン」の間で話題になっているのだ。
『いいとも』終了後、昔はあまり無かった2週企画モノが増え、企画数は昔に比べて2割減。また週またぎが増えるにつれタモリさん自身も番組内であまり発言する機会が減っているというのだ。
確かに今年1月からの『タモリ倶楽部』では名物企画「タモリ電車クラブ」が大阪ロケを慣行。また、4月にも「タモリ電車クラブ」は京都ロケを行うなど活躍を見せたが、ゴールド会員だった俳優・原田芳雄が亡くなった以降はメンバーもマンネリで、ややパワーダウンしているという。
また6年ぶりのリニューアルとなった「お尻オーディション」についても予告時点では喝采を浴びていたが、いざOAとなると盛り上がりがいまいち感じられず、「Tバックが減ってしまった」「OP時間も少し減った」「前の方がよかった」とあまり評判はよろしくない。
さらに毎回の名物である「空耳アワー」も、9月9日の放送はいわゆる名作揃いではあったが投稿者は一人だったため、空耳投稿者にもモチベーションの低下が感じられる。
しかし、俄然、視聴率では安定した数字をたたき出しており、深夜番組の帝王としての格は守られている。
ただし、肝心のタモリも71歳となり、あと何年続けられるかは本人の気力体力次第といったところではないだろうか。
(文:ミドルサイズパンダ ミステリーニュースステーションATLAS編集部)