作家でありオカルト研究家の山口敏太郎氏の元には、鑑定を求めて様々な不可解な写真が届けられることも多い。心霊写真やUFOらしき謎の物体の写真など、奇妙なものを捉えた写真は多岐に渡る。
今回、山口敏太郎の元にTwitter経由で送られてきたものが上の写真だ。
場所は岐阜県、撮影日は9月1日。夕暮れの美しい光景を撮影したものなのだが、よく見ると画面左の空に奇妙な青白い発光体が写っている。
この写真を撮影した人は、もしかしてUFOかも知れないと思ってTwitterでつぶやいた所、山口氏の目に留まり鑑定となったのである。
だが、山口氏の見解によれば、彩雲ではないかとの事だった。
雲は気象条件によって太陽光を反射し、あたかも雲事態が光を放って見えることがある。
山口氏は「夜光雲かとおもいましたが、高度が低すぎますので、小型の彩雲でしょう」と撮影者に回答していた。
また、別の見解でレンズゴーストではないかという意見も存在している。写真をよく見ると、夕日の太陽光の延長線上に存在しているため、レンズ内の反射が反映された結果ではないかというものだ。
本アトラスでは「気付かないうちに撮影してしまっていた」UFOの写真を紹介しているが、同様のUFO写真の裏には気象現象や何かの誤認、レンズゴーストの可能性が含まれている事も考慮しなくてはならないのだ。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
※画像はぷちこᗦ↞さん提供の実物