「ジブリ総選挙」にざわつく人々…「『海がきこえる』がない!」「『山田くん』を一位に!」など盛り上がる

現在、スタジオジブリの公式サイトにて投票で過去の長編アニメ映画を劇場公開する企画「スタジオジブリ総選挙」が13日から行われる。

投票数第1位となった作品は、北海道、東京都、愛知県、大阪府、福岡県の劇場で9月10日~16日まで上映する予定でエントリー作品は「風の谷のナウシカ」(1984年公開)~「思い出のマーニー」(2014年公開)までのジブリ作品となる。

そんな中、ひとつの作品が抜けているのではないかと話題になっている。その作品は1993年公開の『海が聞こえる』(監督:望月智充)である。




本作品はスタジオジブリ内の若手作家を育成する目的で制作された記念すべき作品で、宮崎駿および高畑勲が関わらないはじめてのジブリ作品として話題となった。

もっとも本作は映画ではテレビで放送されたスペシャルアニメであり放送時間も72分と他の作品に比べ圧倒的に短いため、金曜ロードショーでは別の作品と抱き合わせで放送されたこともある。今回『海が聞こえる』が漏れてしまったのは尺の問題とテレビアニメのため映画館画質での上映が厳しいことが原因と思われる。

しかし、熱狂的ファンは多いため「『海が聞こえる』を上映して欲しい」という要望がインターネットで相次いでいる。

また、平成期のジブリ作品でもっとも動員が少なく、金曜ロードショーで1回のみ放送されたのみの『ホーホケキョ となりの山田くん』も無事にエントリーされており「『山田くん』を一度、劇場で見たい」という声も多いされており、『山田くん』にも優勝戦線に並ぶ可能性も出てきている。

(横須賀小禄 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

海が聞こえる





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