8月12日、ミュージシャンのT.M.Revolution西川貴教が『コミックマーケット90』にて自身初となる一般ブースでの出店に挑戦した。
西川は以前にもコミケの一般出店を計画したことがあるが、レコード会社に止めれたために『本人監修』という名目で出店。事前に会場に参加する予告を行っており、西川自身が制作した「Tシャツ」と「薄い本」「リストバンド」「うちわ」を販売。開始2時間程度で完売となった。
西川貴教がコミケに初参加ということで、会場には普段コミケにいかない西川ファンも多く詰めかけパニック状態となったという。
運営自体は理解のあるファンが多くいたため事故などのトラブルなく無事終了したが、一部では当日発売されたコミケ限定グッズがインターネットオークションに流れているなどトラブルになっているという。
特にヤフオクでは上記のグッズのフルセットで1万~2万円の高値で転売されており、コミケに参加できなかった遠方ファンがフルセットを買い求めているという。
またなかにはコミケの開場前から上記のセットが売りに出されていたりと購入者のなかには純粋なファンだけではなく、プロの転売屋が多数紛れていた模様である。
ファンのなかには転売行為に対し批判的な意見もあり、「本当のトラブルは終了後だった」と語るファンも多かったという。
(横須賀小禄 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)