援助交際の成れの果てか「渋谷の七人ミサキ」





 殺された七人の人間の怨霊が成仏するために、生きている人間を襲って仲間にしていく。一人とり殺す度に一人ずつ成仏していくが、その代わりにとり殺した人が新しく仲間に加わるため永遠に生きている人間を襲い続ける……というものが「七人ミサキ」だ。

 渋谷に出る七人ミサキにまつわる話はこうだ。援助交際をしていた女子高生達が堕胎をするのだが、その数が奇しくも七人。七人の胎児は身勝手な母親への怨念から七人ミサキとなり、彼女達に復讐を始めた。ある時は道玄坂、ある時はスペイン坂と場所を変え、七つの坂で七人の女子高生を祟り殺した。

 その結果、渋谷の七人ミサキは成仏したという。しかし、祟り殺された七人の女子高生達の霊は今でも渋谷に留まっているそうだ。

 渋谷の七人ミサキは、罪悪感や世相が反映されて生まれた都市伝説の妖怪と言えるかもしれない。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©写真素材足成




関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る