【パワースポット】船橋大神宮、徳川幕府が陣地に!ヤマトタケル所縁の神社

2018年1月13日、毎年恒例の成人式にちなんだ「灯明台祭り」が行われた。

これは船橋大神宮で毎年行われている恒例の行事だ。船橋大神宮境内にある灯台に火が灯り、地元の人たちが新成人をお祝いする。もう30年以上続いており地元ではすっかり定着した感がある。




今年は弊社も取材に伺った。境内には成人式目当ての出店もあり、獅子舞が披露されたり、かっぽれの踊りが披露された。なんと無料で雑煮が振る舞われたりして、境内にはおめでたい雰囲気があちこちで溢れていた。

船橋大神宮は船橋有数のパワースポットである事は言うまでもない。日本武尊が東国征伐のために同地を訪問したときに神社が鎮座したと言われている。平将門や源頼朝、徳川家康に信奉され、地元の人たちからも深い信仰を集めてきた。

もともとは船橋大神宮は意富比神社と呼ばれていた。境内にあった常夜灯は船橋沖合いを運行する船に対して灯台の役割を果たしてきた。しかし、慶応4年(1868)の戊辰戦争の際に、船橋大神宮と中山法華経寺に陣を構えた幕府軍と官軍の戦闘に巻き込まれ、焼失してしまった。明治13年(1880)に灯台は再建された。その明かりが現在では、新成人を祝う行事として使われているのだ。




ちなみに境内の船玉神社には徳川家康の歯が祀られていると言う。船橋大神宮はどこまでいっても徳川贔屓なのだ。

あなたもお参りしてみてはどうだろうか?

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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