12月6日放送の『水曜日のダウンタウン』にて元プロレスラーのアニマル浜口が番組収録中に大激怒、番組スタッフが謝罪するトラブルがあった。
この日の『水曜日のダウンタウン』は「忍法 現代でも意外と通用する説」を検証。
オードリー、春日俊彰が忍者の扮装をし「土遁の術」「木遁の術」「水遁の術」の3つの忍法をドッキリ形式で芸能人に仕掛けた。
トラブルが起こったのは水中に身を隠す「水遁の術」で、ターゲットはアニマルと妻の浜口初枝さんだった。
番組スタッフはアニマル夫妻を深夜のバーベキュー場に呼び出してニセロケを敢行。「水遁の術」を使い水中に隠れていたオードリー春日、助っ人忍者として闇夜に隠れていた三四郎の小宮浩信の二人がアニマル夫妻をおもちゃの刀で切りつけた。
突然の謎の不審者(忍者)の襲来に、初枝さんが「うわあ!怖い!」と本気で怯えてしまい、アニマルは「お前たち、なんだコラ!」と二人に向かってマジギレ。薪や石を小宮に投げつけたほか、フライパンを握り締めふたりを本気で殴ろうとしていた。
アニマルのマジの形相にようやく気づいた番組スタッフは「すいません!『水曜日のダウンタウン』で忍者の検証をしてまして…」と即座に謝ったが浜口は「俺たちを何しようっていうんだ!コノヤロウ!」「どうしてくれるんだ!」と本気トーンでスタッフを叱責。
その後は不自然にVTRがカットされていたために、どうやらその後はロケ自体が中断となった様相である。
スタジオではダウンタウンほか、パネラー陣もアニマルのあまりのブチギレ具合にドン引き。それは視聴者も同じだったようで放送直後、ネットでは「アニマル浜口マジで怖すぎ…」「あれは洒落にならない」と大きな話題になっていた。
昭和プロレスファンにとって、アニマル浜口は普段は温厚であるが「キレたら怖い」性格であることは広く知られている。
それだけに今回の「ブチギレ騒動」は必然的ではあったものの、自ら醜態を視聴者に晒すことを許可したアニマルの器の大きさと、相変わらず人をあげつらう陳腐な企画をやり通すことが良く判った番組だった。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
画像『アニマル浜口の人生気合いダァ!!』より