ゾンビとして蘇らされた人間が実在!?クレアヴィル・ナルシースのケース





今やホラー映画で定番モンスターとなっていると言えるのがゾンビだろう。死体が甦りふらふらと動き出す不気味なもので、人間を襲う狂暴な性質や襲われた人もゾンビになる等の特徴がある。

だが、これらの特徴はホラー映画等創作の世界で付け足されたものであり、本来のゾンビは秘術で人が甦らされたもの程度のものだった。

ゾンビはハイチを中心に信仰されている土着宗教ブードゥー教の神官や呪術師が秘術や秘薬を用いて死者の体を操るというもの。操られた死体は命令に従って単純作業や簡単な仕事を手伝う事ができ、基本的に人を襲ったりはしないという。

本当に死体を操れるのかはさておき、人々にそう信じられているのは事実だ。

そんなハイチで実際に「亡くなった人がゾンビになって帰ってきた」事例も存在している。




1962年、クレアヴィル・ナルシースという男性が病気で亡くなり、遺体は丁重に埋葬された。だがその18年後の1980年、クレアヴィルはぼろぼろの服を着た状態で村に現れた。家族や村人に保護された彼は、亡くなった後に見知らぬ男の手によって掘り起こされ、知らない遠い場所まで連れていかれてサトウキビ農場で奴隷として働かされたと証言したのである。

この話はやがて世界中に広がり、イギリスのBBC放送が検証番組で調査した。その結果、確かに病院には1962年に彼が亡くなった事を示す死亡診断書が存在していたし、またクレアヴィル・ナルシース本人との接触や「人間を仮死状態にして操ることができる」という秘薬ゾンビパウダーとされるものの入手にも成功している。しかし、ゾンビ現象がどういう原理で起きるのかは突き止められなかった。

このようなゾンビ現象は、現代でもハイチではたびたび報告されるという。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る