本アトラスでも何度か取り上げている、ペルーはナスカで発見された宇宙人のものではないかとされる複数の謎のミイラ。ミイラのうち5つが人間よりも爬虫類に近いのではないかという指摘ことが陰謀論者らから出てきて物議をかもしている。
メキシコ人UFO研究家のJamie Maussanは、かねてより分析が行われてきたナスカの謎のミイラについて、記者会見でミイラ化した遺体のX線写真を提示。ミイラが偽造されたものではないかとする意見を否定した。
Maussan氏は実際に骨格が確認されることから、ミイラが石膏等で作られた偽物であるという説はあり得ないとした上で、5体のうち3体が「人間よりも爬虫類に近い性質」を持っていると主張している。またMaussan氏は、このミイラはAD245~410年のものとされているが、炭素年代測定サンプルが確認されていないため年代が変動する可能性についても述べている。
このミイラ化したエイリアンの映像は6月にも公開されたが、懐疑的な見方をする人も少なくなかった。
だが調査の結果、意見を覆すに至った人もいる。Saint-Petersburg大学のKonstantin Korotkov博士教授はこのミイラに関する短いドキュメンタリーの中で、ミイラが持つ複数の特徴について変形した結果ではなく、「別の生きもの、ヒューマノイドの特徴である」とする見解に至ったと主張している。爬虫類であり、ヒューマノイドであるということは、所謂爬虫類型宇宙人であるレプティリアンだと言うのであろうか。
だが、それでも懐疑的な見方をする人は多く、何人かの人々からはミイラに関する会議や会見に出席するために300ドル(232ポンド)を請求されたと訴える人も出てきている。
いずれにせよ、このミイラに対しては様々な精密調査が行われ、調査結果が報告されているのも事実だ。このミイラの正体が明らかになる日は来るのだろうか。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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