日蓮上人の処刑を中止させた謎の「発光体」の正体

 日蓮も空海と同様に不思議な伝説に包まれた生涯を送っている。

 貞応元年(1222)2月16日、小湊片海の地に日蓮は誕生した。すでに、この誕生時から、超常現象が頻発しているのだ。日蓮が生まれた瞬間、庭先から突如泉が湧き出し、そのまま日蓮の産湯に使われたと言われており、その場所が「誕生水」として現存している。




 またその季節には咲かないはずの青蓮華が浜辺に咲き乱れ、その場所も「蓮華ケ渕」として現存している。また、本来群れない鯛の群れている「妙の浦」という場所も残っており、今も現実に鯛が群れているという。だが、現地の漁師たちは、この鯛に一切手出ししない。日蓮の生まれ変わり、或いは日蓮伝説の生きる証拠として珍重しているのだ。

 1257年(正嘉元年)8月には、相模湾を震源とする大地震があり、鎌倉では数千人の死傷者が出ていた。1258年(正嘉2年)正月、日蓮は沼津に向かい、人々の窮状見て、千本浜付近にある釈迦堂にて8日間にわたり法華経の祈祷を行った。すると、8日目の朝、如来堂の脇にあった松の枝に光り輝く八大龍王が出現した。八大龍王は沼津を津波や高波から守ることを約束したという。

 1260年(文応元年)、日蓮は、「立正安国論」を北条時頼に建白したがこの「立正安国論」の過激な内容により、幕府からな迫害を受けることになる。




 「吾妻鏡」の記述によると、日蓮が竜ノ口で首を切られそうになった時に、謎の発光体が出現、幕府サイドはこれは神仏の怒りであると恐怖に慄き、処刑を中止したというのだ。

 これなどは、歴史上の重要人物である日蓮をエイリアンが救いにきたという珍説が成り立つかもしれない。結局、日蓮は死刑を免れ、佐渡に流罪になった。この日蓮の命を救った謎の発光体だが、天文学の専門家たちは、彗星ではないかと推測しており、ちょうどその時期は、エンケ彗星が33年周期で地球に接近していた時期であったらしい。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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