天狗のミイラに双頭人魚のミイラ!奇妙な妖怪ミイラが存在する八戸博物館

今年1月一杯で閉館した山口敏太郎の妖怪博物館。展示の目玉はチュパカブラやジャッカロープなど、未確認生物や妖怪のものとされる奇怪な生物のミイラや剥製であった。

そんな妖怪のミイラを保管し、また展示している博物館は多数存在している。




中でもインパクトがあるのが、青森県は八戸博物館の人魚と天狗のミイラだ。

天狗のミイラは日本全国で見てみても、現存数の少ない非常に珍しいものである。かなり劣化が進んでいるが、人に似た顔と翼の痕跡らしき物が確認できる。

また、人魚のミイラは日本全国の複数の寺などで安置・保管されているが、八戸博物館が所有している人魚はなんと頭が二つある。厳密には二つの首が中央で結合してしまったかのような形状になっている。奇形の妖怪のミイラという、類を見ない異形だと言える。

これらの妖怪のミイラは旧八戸藩南部家に伝わっていたものだという。




残念ながら、東京文化財研究所によるX線検査などの結果から、この妖怪ミイラは両方共に人為的に作られたものである事が判明している。天狗は猫と鳥のヤマシギをつなぎ合わせ、張り子で顔や体の形を整えたものだ。人魚は紙張り子の頭に魚の歯を埋め込み、下半身はシュロの木で形作り魚の鱗とヒレを貼り付けて覆ったものであるという。

だが、作り物であったとしても、江戸時代から伝わる非常に珍しい姿の妖怪ミイラであることに変わりはない。

妖怪に興味のある人は、是非一度足を運んでみてはいかがだろうか。

(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)





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