2月18日に放送されたテレビアニメ『タイムボカン24』(日本テレビ)で2016年末に解散したSMAPのパロディがあったのでは? と話題になっている。
この日、放送されたのは第20話にあたる「新撰組は人〇〇集団だった!」というエピソードだった。
内容は江戸末期にタイムトラベルしたタイムボカンチームは新選組と出会うのだが、真実の新選組は「人斬り」ではなく「人見知り」で会津藩の殿様、松平容保は新撰組を江戸のイケメン集団としてプロデュースし始めたことで、隊士の気持ちがバラバラになり、ついには解散の危機を迎えてしまうという話だ。
さらに話の中では「国民的グループが解散しちゃう!」と江戸中に女性が大騒ぎ。解散を阻止するため署名活動などをしていくのだが、その後もセリフの節々に昨年どこかで聞いたような台詞がほどよく仕込まれていて、新選組が「僕らの関係は1年前に壊れていたんです!」「本当は解散したくないんです!」「でも解散させてください!」と客席に語りかけるなど、随所にSMAPネタが盛り込まれていた。
さらには『世界にひとつだけの花』によく似た曲調の歌が流れたり、声優として参加しているモノマネタレントのホリが番組のラストで「ちょ、待てよ」とつぶやくなど、明記されていないまでも昨年末の「SMAP解散騒動」を模倣にしたのは明らかで多くの視聴者は「ここまでやっていいの?」「アカンやろ、これ…」と唖然とするばかりだったという。
なお、俄かには信じがたいが『タイムボカン24』のSMAPネタはジャニーズ事務所公認の可能性が高い。
『タイムボカン24』は当初からジャニーズ事務所の「Hey! Say! JUMP」が主題歌を担当しており、今回のSMAPパロディについては制作の過程で、当然ジャニーズ事務所へも話を通しているはずである。
そんなワケで、今回の『タイムボカン24』は本家を巻き込んでのガチンコパロディだったと思われる。
(ミッチェル横山 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
画像は『タイムボカン24 カレンダー 【2017年版】』より
タイムボカン24