【血だらけ幽霊】落語界一の霊感の持ち主、林家三平が体験した怖い話

 林家いっぺい(当代の三平)は昔から霊感が強い。
 大学時代の夏休み、友人5~6人と連れ立って車で海にでかけた。

 途中にコンビ二寄ると、客として店内にいた不気味な老婆から、「あぁ、今日は気を付けなさい。何かあったらね。念仏でも唱えな」と言われた。
 



 (変なばあさんだなぁ)と思ったが、気にとめず海へ遊んだ。その夜は、海の家のような安い宿に泊まった。 
 昼間の疲れもあってか、雑談の半ばで全員がウトウトしてきた。

 いっぺいも横になっていると、眠くなったのだが、部屋の襖が開いて足音が近づいて来た。 
 (なんだぁ)と思っていると、ザーッと耳鳴りがした。さらに、何者かが足を引っ張る。

 てっきり友人のイタズラと思い、おいおいと思いながら、動こうとしたら金縛りになってしまった。

 これはマズいことが起こっているのではと思っていると、目玉だけがギョロギョロと光って見える。
 血だらけの男の顔が足元からはいあがって来る。

 コンビニで出会った老婆の忠告を一瞬思い出したいっぺいは、「南無阿弥陀仏」とお経を唱えた。

 すると霊が一言。
 「そんなのじゃ効かないよ」




 いっぺいは、恐怖によりそのまま気絶した。
 翌朝、友人達に起こされ、気がついたいっぺいは、仲間に昨夜あった事を説明をした。「霊に足を掴まれた」と言ったのだが、友人たちは信じてくれない。

 念のために、足を出してみたら手型の痕が残ってた。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

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