ネットに上げられたある写真が注目を集めている。
投稿者は、夜勤から帰宅するとドアノブの側に小さな穴が開いていたと証言。写真付きでTwitterに上げた所、有名な空き巣の手段「サムターン回し」の痕跡だろうという事が判明したのだ。
なお、幸いにも鍵が開けられていたり部屋が荒らされていたという痕跡はなかったようだ。
有名な「サムターン回し」はドアの鍵近くを狙ってドリルなどで穴を開け、そこから工具などを使ってサムターン鍵のつまみを回し、開けてしまう方法であり、ドアの構造によっては郵便受けなどから工具を入れて開けてしまう方法もある。いずれも昔から広く行われてきた方法であるが、地域によっては近年同様の方法による空き巣被害が多発しているようだ。
「サムターン回し」は電動ドリルなどの工具を用いるが、ドアの材質等によっては手回しドリルでも簡単に穴が開いてしまう。今回の被害者のケースでは手回しドリルを使用したとみられ、こちらだと大きな音も出ないので深夜に犯行に及ぼうとした様子が見て取れる。
なお、投稿者は既に大家や警察に相談済みとのことである。サムターン回しは専用のカバーをつけることなどで対策が可能との事なので、もしもの時のために対策をしておくのが良いだろう。
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(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)