石原さとみ『校閲ガール』関係者から非難轟々、校閲者の宿命故か?

石原さとみ主演の日本テレビドラマ『校閲ガール・河野悦子』が出版関係者、とくにドラマのテーマになっている「校閲者」側から大バッシングを受けているという。




理由としては「あまりに校閲の現実とかけ離れすぎている」「主人公が校閲の仕事を行う背景が無理ありすぎ」といったもので主に「リアリティの欠如」が問題視されているという。

ドラマでは編集未経験の河野悦子(石原さとみ)がいきなり校閲に配属される、作家と直接交渉するなど、一般の編集現場ではありえない演出が相次ぎ、出版関係者が疑問を持っているという。

一方、ドラマの視聴率は好調で第1話は12.9%、第2話も11・2%を記録するなど今シーズンのドラマの中でも話題のヒット作となっているほか、ドラマの内容も出版関係ではない視聴者からは好評だという。




本作は同名の小説が原作だ。小説版の河野悦子が入社2年目からテレビ版では新人になっていることなどの変更点はあるがおおむね原作通りであり、原作ファンからも好意的な視線で受け入れられている。

また、一部では「批判をしている人への逆批判」もネットを通じて行われ、「そんな見方をしていたら刑事ドラマも探偵ドラマも見られない」「ドラマはドラマで割り切るべきでは?」との意見もある。

今回、校閲者側のバッシングがあった経緯には「間違っていることを指摘する」という校閲者の仕事の細かさに改めて驚く視聴者も多かったという。

※写真は日本テレビ公式HPより

(文:ミッチェル横山 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

石原さとみ

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