【実話都市伝説】結婚相手が全員死亡!「死神の夫」と呼ばれた男

生命を司る生死の管理人「死神」。その姿形は古くから世界中で目撃されさまざまなイラストや伝聞に姿を残している。




「死神」は空想上の怪物であるが、実は昭和の日本で「死神の夫」と呼ばれた人物が実在していたという。

1950年11月17日付けの毎日新聞社会欄に「死神の夫」と題して以下のような記事が掲載されている。

「結婚魔か否か、集団見合いで結婚した男が7年間の間に4度も結婚し、そのうち3人の新妻が妊娠中に死亡したほか近親者4人が死んでいるという『死神』を持ち歩く謎の男・K(仮名31歳)が死神の夫署の尋問で捕まった」

記事には1950年5月、Kの3人目の妻であるTさん(仮名)とその父親が立て続けになくなったことから当時の夫であるKが捜査線上に浮上した。

しかし、Kの話で自分は計3回結婚しているが何故か自分と結婚する女性はみんな不幸になる、と自供している。




Kは結婚願望が非常に強く若い頃から集団見合いや結婚相談所を利用していたが、これまで妻が妊娠すると必ず難産になり胎児を含む計6人が死亡していた。

Kと結婚した女性は難産による死亡のため事件性はなく、Tさんの父親の死亡も全くの偶然のためKは逮捕されるものの証拠不十分として4日後に釈放。

その際に「死んだ三人の妻の霊を弔うため信仰の力を使い再出発したい」と警察官に語っていたという。その後のKの消息はわからない。

1950年当時は食糧難により胎児および妊婦が多く死亡していた時期であり珍しいことではないが、数年間の間に3人の愛した女性および胎児が死んでいたという事実は悲惨というほかない。

その後、Kが「死神」を振り払い幸せな結婚ができたかどうかは不明だが、なんとも居た堪れない事件である。

(穂積昭雪 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)





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