キリンビールは30日、9月に予定していた「キリン氷結 ハロウィンオレンジ」の発売を中止すると発表した。
これはサントリーがイタリアから輸入したブラッディ果汁に水が加えられている可能性が高いため、告知していた「ストレート果汁」に適合しないという自主規制のためである。
商品自体に問題はなく、あくまで自主規制であるためキチンとしたブラッディオレンジ果汁が入荷されれば再発売になると思われる。
さて、氷結といえば、かつては「悪酔いしやすい」という都市伝説があった。
特に「氷結ストロングシリーズ」はアルコール度数8%だが、ウィスキーを二本あける酒豪でも氷結だけは異様に酔いが回る人が多く、「貧乏人御用達のお酒」と話題になり売上を伸ばした時期があった。
酔いが早く回りやすいという科学的な根拠は現在不明であるが、愛飲者には炭酸と甘味料のバランスがアルコールが体内に吸収されやすいと考えられており、一段と「氷結は酔いやすい」という都市伝説化に拍車がかかっている。
(若葉イチロウ ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)