【地震予知】耳鳴りのメカニズム

キーーン・・・という雑音、誰でも一度は聞いた事があるのではないだろうか。学生時代、身体測定で聴力テストを行ったときに聞いた音に近い、耳に残る不快な音。

そう、耳鳴りである。

この雑音が地震を予知できるのだという噂がある。あの出来事が起きる数週間前のことだ。




或る人が、ピアノの高音が出る方の鍵盤を指で弾いたような「ポーン」という耳鳴りを聞いた。その音は30秒程で消散したのだが、どうにも嫌な予感がしてならなかったそうだ。とは言え、ただの耳鳴りである。その時は頭の隅に追いやった。

だが、その後、阪神大震災が起こる事になる。

どうにも気になった彼は、その頃には既に普及していたインターネットで調べたところ、同じような時期に自分と同様の耳鳴りを聞いた人が他にもいたことを知ったのだそうだ。

さて、話しは少々ずれるが、耳鳴りがする原理についてお話しをしたいと思う。

耳鳴りとは、外部の音を聞いているのではなく、頭の中で音として感じている「音」である。要するに、耳や体に起きた異常が耳鳴りとして現れているのだ。

無音の時に鳴る耳鳴りは、とても敏感な器官である耳が、体中を巡る血液の音や筋肉の動きの音を察知してしまうために起こるものなので問題は無い。

しかし、大音量で音を聞いた後に残る余韻、外部の音がある時にする耳鳴りは注意して欲しい。難聴の恐れを訴えていたり、脳に流れている血液の異常を示している場合があるのだ。余りにも耳鳴りの多い方は一度病院に行かれることをオススメする。

耳鳴りの起こる理由はなんとも簡単だ。

しかし、此処で問題になってくるのが、何故、地震の前に耳鳴りがするのかである。

このメカニズムはまだ解明はされていない。だが、人体もここ地球が生み出した一つの生命体。その大地の異常を我等は、知らず知らずの内にキャッチしている可能性は充分にありえる。

自分一人ではなく、周りの者が一斉に耳鳴りを聞いた時には是非とも注意したいものである。

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)





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